過敏性腸症候群ガス型鍼灸の治し方

過敏性腸症候群(IBS)ガス型を完治させる鍼灸の治療法として鍼灸が有効です。特徴は症状チェックをして原因や対策を探り、下痢や腹痛も同時に治す治し方で完治例もあります。

過敏性腸症候群ガス型で下痢や便秘の原因と鍼灸や食事の治療法

過敏性腸症候群のガス型で便秘や下痢を繰り返す原因と鍼灸で完治する方法

過敏性腸症候群ガス型はストレスや食べ物に腸が過敏に反応することが原因でガス症状や下痢、便秘を繰り返す病気し、完治が難しい病気です。。

ガス漏れやお腹の張り、腹痛の症状が出るガス型も同じ原因で起こります。

治療法として、内服や食事・運動療法、認知行動療法などがありますが、症状を抑えられても完治につなげられませんでした。

しかし、鍼灸治療は体の緊張を緩和し腸が過敏に反応しないよう体質を改善できるので根本的な完治が見込める方法です。

目立った副作用もなく、数ヶ月という短期間で改善を実感することができます。

過敏性腸症候群ガス型の鍼灸などの治療方法

過敏性腸症候群ガス型の主な治療方法を表にまとめてみました。

項目 鍼灸治療 運動療法 認知行動療法 内服 食事療法
副作用なし
完治の可能性
治療期間が短い

過敏性腸症候群ガス型が鍼灸治療なら短期間で完治する可能性が高い

鍼灸治療は少しずつ変化するものだと思われることが多いですが、当院が使用する「整動鍼(せいどうしん)」という治療法であれば、他の鍼灸治療に比べ短期間に過敏性腸症候群ガス型の結果を出すことができます。

内臓治療の場合は体質的な変化を必要とするため痛みよりも変化を実感するのに時間はかかりますが、当院では5回の治療で改善を実感して頂けるよう治療をしています。

完治される方の多くは5回〜10回程度の治療で症状が気にならないほどまで回復しています。

鍼灸治療なら1〜2ヶ月で症状が緩和する

鍼灸治療では、できるだけ短期間で回数を重ねることが完治の可能性を高めます。

期間をあけてしまうと、その間に体が元の状態に戻ろうとしてしまい体質が改善しづらいからです。

具体的には、週2回の治療間隔がベストです。

この間隔で治療を進めれば、1〜2ヶ月で症状の緩和を実感することができます。

鍼灸治療なら1回の治療でお腹の緩みが実感できる

過敏性腸症候群で悩む人の多くは、お腹の筋肉がカチカチになっています。

これは、腸の悪化が自律神経を介して腹筋に伝わり硬さとしてあらわれるのです。

整動鍼ではツボに鍼をすることで、お腹がすぐに緩むので治療中にお腹が柔らかくなることを実感できます。

これにより1回の治療でお腹の張りや苦しさが改善し、ガス漏れなども次第に減っていきます。

鍼灸治療以外の治療では完治しない可能性が高い

薬による内服治療や、食事療法は一時的に症状を改善することはできますが、中止すると症状が戻ってしまうため完治することは難しい方法です。

過敏性腸症候群で悩む多くの人は病院で「治すのは諦めて、うまく付き合っていくしかない」と言われたことがあるのではないでしょうか。

運動療法や認知行動療法は改善までの時間がかかり、続けるのが難しい治療法です。

鍼灸治療は短期間で副作用が少なく完治を目指せる可能性が高い方法です。

過敏性腸症候群の原因とガス型に多いおなら症状の治療方法

過敏性腸症候群ガス型の鍼灸以外の主な治療法1・運動療法

過敏性腸症候群ガス型の治療として運動療法があります。

具体的にはウォーキングや腹筋運動が効果的とされています。

ガス型はストレスや気分的な落ち込みが原因となりやすいので、気持ちをリフレッシュさせ自律神経を整える働きが期待できます。

ウォーキングをした人はしない人に比べ過敏性腸症候群が改善したという実験結果もあります。

参考:https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/21206488

運動療法のメリット1・いつでも実践できる

運動療法は時間や場所を気にすることなく、いつでも実践できるのがメリットです。

ウォーキングは一人で行え、屋外なのでガス漏れを心配する必要がありません。

雨であれば家の中で腹筋をすることもできます。

過敏性腸症候群の人は症状のせいで人に合わせて行動することが難しいので、自分のタイミングで行えるのはストレスがなくおすすめできます。

運動療法のメリット2・無料で行うことができる

ジムで運動しようと思うとお金がかかりますが、ウォーキングや腹筋であれば無料で行うことができます。

他の治療法は必ずお金が必要になりますので、運動療法だけのメリットです。

誰でも気軽に行うことができるので、何から始めようかと迷っている人に向いているでしょう。

運動療法のデメリット1・体質の改善には長期間かかるため挫折することが多い

運動療法のデメリットとして、効果を実感するのに非常に時間がかかる点が挙げられます。

ウォーキングなどの軽い運動を続けることで血流を改善しリラックスすることで自律神経を整えることができますが、効果に最低数カ月はかかります。

また、1週間で3回以上の運動を続けることは簡単ではありません。

体質改善に時間がかかり即効性がないため、途中で挫折する人が多くいます。

運動療法のデメリット2・呼吸法を守らなければ効果が得られない

運動療法も正しく行わなければ、効果が出づらい治療法です。

体をリラックスさせ自律神経を整えるためには腹式呼吸で深く息をすることが重要です。

運動の強度が強すぎると胸式呼吸になり、呼吸が浅くなるため効果が得られません。

自分がやっている方法が正解なのかわからなくなるのも、運動療法のデメリットです。

過敏性腸症候群ガス型の鍼灸以外の主な治療法2・認知行動療法

認知行動療法は、過敏性腸症候群ガス型の方のものごとに対する考え方を見直し、気分や行動を変化させる心理療法の一つです。

人はストレスが強くなると様々な物事をマイナスに捉えるようになります。

これらを見つめ直し、正しく認知していくことで過敏性腸症候群の症状を改善していきます。

基本的には専門医や臨床心理士とのカウンセリングにより治療を行います。

うつ病や不安障害などに中心に、広く効果が認められています。

参考:https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/hukushi_kaigo/shougaishahukushi/kokoro/index.html

認知行動療法のメリット1・副作用の心配がない

認知行動療法は、自分の考え方を見直していくセッションが中心となります。

通常は専門家と共に進めていきますので、副作用の心配がなく非常に安全な治療法です。

マインドフルネスなど一人で行えるものもありますが、この場合も副作用の心配はありません。

認知行動療法のメリット2・医療者と一緒に治療を行う安心感が得られる

認知行動療法は精神科の専門医や臨床心理士、研修を受けた看護師など医療従事者と一緒に行われるので安心感があります。

様々な課題をこなしながら、自分では気づかない偏った考え方に気づくことができます。

医療者としっかり取り組むことで、服薬と同程度の効果が見られるという報告もされています。

参考:https://www.bmj.com/content/351/bmj.h6019

認知行動療法のデメリット1・専門医が少ない

認知行動療法は専門医が少なく、どこの病院でも受けられるという状況ではありません。

また、通常の診療で忙しいため時間がかかる認知行動療法まで手がまわらないのが実情です。

限られた一部の病院でのみ実施しているため、場合によっては遠方の病院まで通う必要があります。

また、どんな人でも適応というわけではありませんので、まずは主治医や近所の心療内科などを受診し、認知行動療法を受けたいと考えていることを相談するのがいいでしょう。

必要が認められれば、実施している病院を紹介されるでしょう。

認知行動療法のデメリット2・長期間の通院やカウンセリンが必要

認知行動療法は30〜60分のセッションを15回程度受ける必要があります。

即効性があるものではなく、長期間の通院を必要とします。

1回の治療費が5000円程度必要なため、金額的な負担もあります。

60分静かな環境であったり、5人程度のグループセッションが多いため、過敏性腸症候群ガス型の人にとっては辛い環境になります。

過敏性腸症候群ガス型の鍼灸以外の主な治療法3・内服

過敏性腸症候群ガス型の症状で病院受診すれば、薬を処方されますので内服も治療法の一つです。

ガス型の人に多く処方される薬として以下のようなものが挙げられます。

分類 主な薬名 効果
整腸薬 ビオフェルミン 腸内環境を整える
抗不安薬 パキシル セロトニンを増やし不安を減らす
漢方薬 大建中湯 冷えを改善し腹痛や張りを減らす
腸内ガス駆除薬 ガスコン お腹にガスがたまりづらくする

 

慢性的な便秘や下痢があれば、対応する薬を合わせて処方されます。

内服のメリット1・即効性がある

薬はどの治療法よりも効きが早く即効性があります。

そのため、自分に効果があるのかどうか短期間で知ることが可能です。

効きが悪いとわかれば、早い段階で違う薬を試すことができます。

頓服として使う薬もあり、出かける前に飲んでガスを出しておいたり、不安な時に飲めると思うことで精神的に楽になる人もいます。

内服のメリット2・保険適応の薬が多く負担が少ない

過敏性腸症候群で処方される多くの薬は保険適応されます。

病気の特性上、長期間服用する必要があるため非常に重要なことです。

新しい薬も保険適用薬として少しずつ認可され種類が増えています。

内服のデメリット1・対症療法であるため再発の可能性がある

過敏性腸症候群で処方される薬はどれも症状を抑える対症療法なため薬を飲み続ける必要があります。

現在のところ根本的に完治させる薬はありませんので、「良くなったかも?」と感じても再発することもあります。

下痢型や便秘型に比べガス型の症状を改善する薬はほとんど存在せず、ガス漏れの症状を訴えても「気にしなければいい」と言われるだけのことが少なくありません。

過敏性腸症候群ガス型は病院で対応するのが難しい病気の1つです。

内服のデメリット2・副作用の可能性がある

ガス型の人で比較的効果を感じることの多い薬は抗不安薬などの精神安定剤です。

不安や心配が減ることでおならを気にせず生活できるようになります。

しかし、副作用である眠気やだるさ、ふらつきが強く出てしまい飲み続けられないこともあります。

当院で鍼灸治療を受けに来る人には、このような悩みで来院する人がたくさんいます。

過敏性腸症候群ガス型の鍼灸以外の主な治療法4・食事療法

過敏性腸症候群ガス型の症状を改善するために、食事療法も非常に重要です。

お腹でガスが増えてしまう一番の原因は腸内での発酵が起こりすぎてしまうことです。

発酵する原因の一つが食べ物によるものです。

ガスが作られづらい食べ物を中心に食事をすることでガス症状を抑えることができます。

食事療法の中でも、「低FODMAP(フォドマップ)食」という、発酵を起こしやすい糖質を制限する方法が注目されています。

食事療法のメリット1・すぐに取り組むことができる

食事療法は、食材の一部を除くことで可能なため「やろう!」と思えばすぐに取り組むことができる手軽さが魅力です。

低FODMAP食は詳細がわかる書籍があり、インターネット上でもたくさんの情報が得られるので、ひとまず始めてみるということが可能です。

しっかり取り組むことで体質を変えることができますし、まずは自分にガスを発生させやすい食べ物を知るために取り組むという方法もあります。

食事療法のメリット2・通院の手間がない

病院に行ったほうがいいとわかっていても、仕事で時間がなかったり億劫になる人はたくさんいます。

特にガス型の人は長時間待合室にいるのが苦痛でしょうがありません。

食事療法であれば通院の手間がなく、人と関わる必要もありません。

結果として、続けやすい方法だと言えます。

食事療法のデメリット1・外食などでストレスが貯まるケースがある

食事療法で難しいのは、状況によってしっかりと実施できないことでストレスがたまることです。

親に食事を作ってもらっていたり、友人や同僚と外食すると食べられるものが限られ、思ったような食事をとれません。

結果、親とケンカしたり、友達に気を使ったりすることがストレスとなり食事療法をやめてしまうケースもあります。

食事療法のデメリット2・体質改善には長期間が必要となる

食事療法で体質改善をするには長期間の実施が必要になります。

低フォドマップ食であれば、最初の1ヶ月は厳密に食事をする必要があります。

その後、様々な食材を試し何が自分に合わない食材かを知る期間になりますが、6ヶ月は続ける必要があります。

長期間しっかり行わないと効果がなかったり、体質改善ができないため注意しましょう。

過敏性腸症候群ガス型の原因と鍼灸を使わない運動療法では完治が難しい理由

運動療法は、筋肉を動かすことで自律神経を整え腸の働きを活発にし、特に便秘を併発した過敏性腸症候群ガス型の方に向いていると言えますが、完治はできるのでしょうか。(※)

運動することでストレス解消にもなるので、それにより過敏性腸症候群の症状だけでなくセロトニンが増えることで不安感も軽減されます。

しかし、原因である体の緊張を改善するわけではないため、運動療法だけだと一時的な改善だけで完治を目指すのは難しいでしょう。

参考:https://www.jsge.or.jp/guideline/guideline/pdf/IBSGL2_re.pdf#page=117

過敏性腸症候群ガス型の原因であるストレスにより腸が過敏になることは鍼灸で改善できる

過敏性腸症候群ガス型の原因は、主に腸がストレスにより過敏になってしまうことです。

では、運動療法はストレスをどの程度緩和できるのでしょうか。

運動療法と不安感やうつ病の関係について調べられた論文があります。(※)

それによると、軽い運動は不安軽減の効果があり、精神療法と同等の効果が見込めるとされています。

このことから、運動療法にはある程度のストレス緩和効果が見込めると考えていいのではないでしょうか。

参考:http://ypir.lib.yamaguchi-u.ac.jp/yp/file/19/20091021214842/YP10003000004.pdf

鍼灸や運動療法の目的は自律神経を整え過敏になった過敏性腸症候群ガス型の働きを改善すること

過敏性腸症候群のガス症状を改善するのに運動療法で重要なのは自律神経です。

運動すれば筋肉が活性化し、その筋肉は自律神経の働きと関係があります。

運動し自律神経が整うことで過敏になった腸の働きを改善することができます。

改善には30分以上の運動を週3回程度、8週間以上続けることが大切です。

ウォーキングなどの有酸素運動は自律神経の改善に効果的

ウォーキングなどの運動を行うことにより自律神経の交感神経が興奮し心拍数や血圧が上がり全身の筋肉へ血流を送ります。

交感神経と副交感神経は振り子の関係ですので、交感神経が興奮したあとは副交感神経が強くなるので腸の働きがよくなり、体を回復させようとします。

このように運動で自律神経を興奮させるトレーニングをすることが、自律神経の働きを整えることになります。

ヨガや呼吸法などで行う腹式呼吸は自律神経の乱れを改善する効果がある

ヨガも不安感を取り除くとの研究結果があり、自律神経の乱れを改善する効果が見込めます。

過敏性腸症候群の人は交感神経が興奮し、呼吸が浅い傾向にあります。

これでは常に体が緊張し回復しないので、自律神経が乱れ体が過敏になります。

腹式呼吸を意識した呼吸法を行うことで、自然と副交感神経の働きが強くなります。

これを日々繰り返すことで自律神経の働きが整うようになり、呼吸が深くなりよく眠れるようになるのです。

過敏性腸症候群はストレスに弱く運動療法のみでは症状の緩和が難しい

運動療法を行えばストレスを解消し自律神経を整えることができますが、これを過敏性腸症候群の改善まで繋げるには長期間の継続が必要です。

また、過敏性腸症候群の症状が重い人ほど体の緊張が強くなりすぎているため効果を実感できないことがあります。

鍼灸治療ではストレスによる過敏性腸症候群ガス型の症状を短期間で改善できる

鍼灸治療は運動療法に比べ過敏性腸症候群ガス型の症状を短期間で改善することができます。

鍼灸治療は原因をピンポイントで見つけアプローチできるからです。

腸の働きが悪くなると、自律神経を介してお腹の筋肉に硬さとしてあらわれます。

お腹の硬い場所が症状の原因となりますが、その場所を緩めることができるツボに鍼をすることで、すぐにお腹の緊張を取ることができます。

呼吸についても、背中や肩甲骨周りの筋緊張が強いと深く呼吸をすることができなくなります。

緊張部分を鍼で緩めることで自然に深い呼吸ができるようになります。

このような治療を行うことで早ければ1ヶ月程度で症状の改善が実感できます。

鍼灸治療以外の治療ではストレスを短期間で改善することは難しい

鍼灸以外の治療は基本的に全身に影響を与える治療方法です。

広く効果が及ぶ一方、症状の原因になっている部分を集中的に改善することはできません。

自分の回復力に任せた方法では、どうしても改善までに時間がかかります。

鍼灸治療でストレスに敏感な腸の症状を改善しながら、合わせて運動療法で自律神経を整えていくのが一番短期間で改善できる方法です。

過敏性腸症候群ガス型の原因と鍼灸を使わない認知行動療法では完治が難しい理由

過敏性腸症候群ガス型の原因として自律神経の乱れがあり、それを改善する方法として認知行動療法があります。

認知行動療法はものごとに対する考え方を見直し、気分や行動を変化させることでストレスを減らすことができます。

しかし、一度乱れてしまった自律神経の働きを整え、腸の過敏性を直接的に改善する方法ではないため、完治を目指すのは難しくなります。

過敏性腸症候群ガス型の原因であるストレスによる自律神経の乱れは鍼灸で改善可能

認知行動療法による過敏性腸症候群の効果を調べた論文があります。(※)

3ヶ月実施した結果、他の治療法や何も治療しない人と比べて効果があった。

ただ、プラセボ(偽治療)との効果の差は出なかったとされています。

ストレスの軽減効果はあると思いますが、過敏性腸症候群の場合は他の治療法と併用して行うのが効果的だと考えられます。

参考:https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/19160286

過敏性腸症候群ガス型に伴ううつ病やパニック障害にも鍼灸

過敏性腸症候群患者の90%以上が何らかの精神疾患を抱えているという研究結果があるほど、過敏性腸症候群と精神疾患は深い関係があり、ガス型の場合はより密接になります。

特にうつ病やパニック障害は、他の内臓疾患を持っている患者と比べて2〜3倍高い確率で併発しているとされています。(※)

当院の見解では、ガス型の人はこの傾向が強いと感じています。

たくさんの人がいると症状が悪化する「広場恐怖症」というパニック障害に併発しやすい症状を持った人が多くいるからです。

参考:https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/17900326

うつ病は主に対症療法が中心となる

うつ病の治療は、過敏性腸症候群の治療と非常に似ています。

対症療法を行いながら、病気の寛解を目指します。

できるだけストレスを減らすために、ストレスの元になっているものを避け、必要があれば休む。

病院からの処方される抗うつ薬を中心とした内服治療。

認知行動療法を中心とした心理療法などを行っていきます。

パニック障害の認知行動療法では暴露療法が必要なことがあり恐怖心や苦手意識が強まる可能性がある

パニック障害の基本的な治療法として行動療法があり、その代表的なものが暴露療法(エクスポージャー法)です。

暴露療法とは苦手な状況を安全な環境で積極的に体験することで、不安や恐怖を軽減していくものです。

ガス型の人で言えば、たくさんの人がいる状況や後ろに人がいる状況を経験していきます。

高い効果を示す論文もありますが、闇雲に行っても苦手意識や恐怖感が強まる可能性もあり、専門家と慎重に行う必要があります。

パニック障害は主に対症療法が中心となる

パニック障害の治療も、内服治療と認知行動療法を中心とした対症療法です。

薬は向精神薬であるパキシルなどの抗うつ薬、デパスやメイラックスなどの抗不安薬が中心です。

薬で症状をある程度落ち着かせた後、認知行動療法などの心理療法を行います。

認知行動療法は効果が高いとされていますが、実施している病院が少なく治療を受けられる体制が十分に整っているとはいえない状況です。

過敏性腸症候群ガス型の鍼灸以外の治療法:向精神薬の内服

過敏性腸症候群ガス型はうつ病やパニック障害と同じく、向精神薬の内服が治療の重要なポイントになります。

向精神薬は中枢神経系に作用し、メンタルに影響を与えます。

向精神薬の中でも、抗うつ薬、抗不安薬、睡眠薬などを中心に処方されます。

適切な内服は、不安感や焦りを減らし症状の改善につながります。

これから薬について言及しますが、実際の服用は主治医と相談しながら行って下さい。

過敏性腸症候群の主な向精神薬・ソラナックス

ソラナックスは抗不安薬で一般的には精神安定剤と呼ばれるものです。

ベンゾジアゼピン系と言われ、一番使われるタイプのものです。

作用としては神経細胞の働きを抑えることで不安を減らす、筋肉を緩める働きがあります。

即効性があり、不安を感じたら飲むという頓服のような使い方ができます。

副作用として、眠気などが出やすい場合があります。

過敏性腸症候群の主な向精神薬・メイラックス

メイラックスも精神安定剤の一つで、ソラナックスと同じベンゾジアゼピン系の薬です。

ソラナックスとの違いは、薬が効いてくるまでの時間や強さです。

メイラックスは飲んですぐ効くという即効性はありません。

飲み続けることで日常的な不安感を減らし、緊張しづらくなるので、寝付きもよくなります。

副作用が比較的出づらいのも特徴です。

普段からメイラックスを服用しながら、不安が強くなった時はソラナックスを飲むという使い方もあります。

過敏性腸症候群の主な向精神薬・非定型抗精神病薬(セロクエル)

セロクエルは抗精神病薬で、気分の落ち込みや強い不安感を改善します。

ドパミンをなど様々な受容体に作用し、働きを遮断することで幻聴や妄想の改善が期待できます。

副作用の眠気が強く、これが原因で飲み続けることが難しいケースがあります。

過敏性腸症候群とうつ病を併発する患者1名に対して著効したとの報告がありました。(※)

一般的には他の薬を使っても症状をコントロールできない難治性の患者に対して使われます。

参考:https://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S0278584610001077

過敏性腸症候群の主な向精神薬・ドグマチール

ドグマチールは過敏性腸症候群治療では、抗うつ薬として使われることが多い薬です。

ドーパミンという神経伝達物質を増やすことで、気持ちの落ち込み、やる気が出ないなどの症状を改善させます。

即効性が高く、元々胃薬だったので胃の働きをよくします。

比較的副作用が少ない薬ですが、眠気などが出ることがあります。

向精神薬や抗不安薬は休止すると症状が再発することが多く完治が難しい

向精神薬は効果が高い薬ですが、症状を完治させるための薬ではありません。

服用を続け症状が改善すると、少しずつ薬を飲む量を減らす減薬を行いますが、この時に症状が再発することは少なくありません。

薬の量を戻せば症状もおさまりますが、薬の副作用もあるのでいつまで飲み続けるのかというのはとても難しいところです。

減薬は服薬の中止は自己判断せず、必ず主治医と相談しながら進めましょう。

過敏性腸症候群ガス型で他人の目が気になり学校や会社に行けない場合も鍼灸で改善できる

過敏性腸症候群ガス型は、下痢型や便秘型と比べ他人の目が気になりやすい病気です。

人に迷惑をかけたくない、臭いと思われたくない、おならが漏れたらどうしようと考えてしまうので、常に不安がつきまとい安心できません。

結果、学校や会社に行けなくなり、場合によっては退学、退職してしまうケースもあります。

おならが漏れることの羞恥心や他人の目が気になる恐怖感がある

おならが漏れる、我慢ができないという症状は自分の意思でコントロールできません。

友人や家族、病院で相談するのも難しく、相談したとしても「おならはみんなするから」と言われ辛さを理解してもらえません。

ガスが出てしまう恥ずかしさや、周りの人にクサイと思われていないかと一人で怯えながら暮らすことになるのが、過敏性腸症候群ガス型の特徴です。

登校拒否や出社拒否に繋がり自己肯定感の低下など2次障害を起こす可能性がある

過敏性腸症候群ガス型の症状が続くと、自己肯定感の低下からお腹の症状だけでなく、精神的な2次障害を起こす可能性があります。

自分ではガスが出ているかわからない、ニオイは感じないけど周りの人が鼻をスンスンしたり抑えてるからクサイのではないかと感じる自臭症。

常に周りの人が自分の悪口を言っているのではないか、噂をしているのではないかと感じる対人恐怖症。

このような症状は自分で改善することが難しく、登校・出社拒否につながるケースがあります。

小学生・中学生・高校生の過敏性腸症候群ガス型の鍼灸の治し方

過敏性腸症候群ガス型は10代で発症する人が圧倒的に多く、下痢型や便秘型に比べ低年齢層に多いことが特徴です。

年齢によっては、うまく自分の症状を伝えられない、恥ずかしくて言えない、一部の治療法が適応できないなどの問題が出てきます。

しかし、鍼灸治療であれば小学生・中学生・高校生に関係なく治療ができ、症状を改善できます。

どのような内容で行っていくのか、具体的に説明していきます。

小学生に増えている過敏性腸症候群の治し方

小学生のガス型は、腹痛で苦しむ人が多い印象があります。

辛さを感じても病気であるのか、治るのかが判断できないので両親や教師などのサポートが欠かせません。

自らの症状を客観視することが難しく、症状の記録・表現がうまくできないことから認知行動療法を行うのが難しい年齢です。

鍼灸治療であれば体の緊張から治療ポイントを得意できるので、症状がうまく説明できなかったり日によって症状が変わっても対応することができます。

鍼が怖い、痛みに敏感な小学生には無痛で治療できるシール鍼を用いての施術も可能です。

当院では、海外から治療を受けに来られた小学生もおり、効果を感じていただけました。

中学生の過敏性腸症候群の治し方

中学生のガス型は周りに相談できず、一人で悩むケースが増えます。

学校を休みがちになる、部屋から出てこないなどの状況になって、初めて周りが気づくことが少なくありません。

女性では初潮による体の変化から発症することもあります。

ほとんどの場合、親が当院を見つけ一緒に来院されます。

鍼灸治療と共に、食事の改善をお願いすることで改善を目指すことができます。

高校生の過敏性腸症候群の治し方

ガス型で悩む人が最も多いのが高校生です。

留年があるので休める日数は限られ、多くの人はバス電車で通学し、大学受験・就職などストレスが強いイベントが多いのが原因です。

通学が難しくなり、中退や通信制の学校へ編入する人もいます。

センター試験や大学入試は席や部屋の配慮をしてもらえるので、周りが気になって集中できない人は利用しましょう。

当院では、もう休める日がなく追い込まれている学生や、受験を不安なく迎えたいということで鍼灸治療を受けに来る学生がたくさんいます。

毎年、受験の成功や無事卒業という嬉しい報告を頂いています。

鍼灸治療ではストレス改善が可能なため短期間で自律神経を整え過敏性腸症候群ガス型を改善することができる

鍼灸治療は、短期間で体質を変え自律神経を整えることで過敏性腸症候群ガス型の症状を改善できる治療です。

人は体が緊張し続ける、ストレスがかかり続ける、疲れが溜まればどんな人でもマイナス思考になります。

思考と体の状態はリンクしているのです。

鍼灸治療では体の緊張を緩め受けるストレスを緩和することで、呼吸を深くし自律神経を整え、後ろ向きの思考を減らすことができます。

これを効率的に短期間で行えるのが鍼灸のメリットです。

鍼灸治療以外の治療ではストレスを短期間で改善することは難しい

認知行動療法は自分の考え方、とらえ方を変えストレスを減らします。

しかし、腸の働きを直接整えたりする治療ではありません。

体の緊張が強ければ、セッションを続けても考え方を変化させるのも難しくなります。

また、密室で最低15回のセッションを受けるのはガス型の人にとって大きなストレスになります。

そう考えると、認知行動療法で短期間に症状を改善するのは難しいと言えます。

過敏性腸症候群ガス型の原因と鍼灸を使わず内服では完治が難しい理由

過敏性腸症候群ガス型の原因の一つは、ストレスに過敏に反応してしまう腸であり、内服治療では、それぞれの症状に対応した薬や、不安感を取り除き安定させる薬が処方されます。

これらは全て対処療法であるため、薬をやめると症状が再発してしまうため完治が難しくなります。

鍼灸治療ではストレスを過敏に感じる原因である体の緊張に直接アプローチできるため、完治も可能な治療法です。

過敏性腸症候群ガス型の原因であるストレスによる自律神経の乱れには鍼灸

過敏性腸症候群と内服治療についての論文はいくつもありますが、ガス型についてのものは見つかりませんでした。

ガス型の人に多く用いられる抗不安薬と過敏性腸症候群についての論文はあります。

その中では、抗不安薬と共に鎮痙薬(内臓のけいれんを抑える薬)を使って腹痛や腹部不快感が改善したとの報告があります。(※)

薬の場合はその依存性、副作用などが問題になります。

参考:https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/20391952

過敏性腸症候群ガス型の内服治療は対症療法が中心であり根本解決には鍼灸がいい

過敏性腸症候群ガス型の完治を目指せる内服治療は現状ありません。

そのため、その人ごとに持っている症状に対応する対症療法を行うのが基本です。

それぞれの症状にあった薬や副作用を理解した上で、薬と上手につきあっていく必要があります。

最初に処方された薬に効果がなくとも、他の薬で効果が出る場合もあるので主治医とよく相談し進めましょう。

過敏性腸症候群の主な内服薬・セロトニン3受容体拮抗薬(イリボー)

セロトニン3受容体拮抗薬であるイリボーは下痢を改善するための薬です。

セロトニンという神経伝達物質は腸の働きを強め下痢を起こさせます。

また、腸からのセロトニンは脳へ痛みの情報を伝えます。

イリボーはセロトニンを働きづらくさせることで慢性的な下痢や腹痛の症状を抑えます。

当初は男性のみ適応とされていましたが、現在では女性にも少量から処方されます。

当院の患者さんからは「飲み始めは効果があったが数週間で効かなくなった」「下痢はよくなったが便秘がきつく飲むのをやめた」という副作用の声を聞いています。

このような薬での改善が難しかった方も鍼灸治療で改善しています。

過敏性腸症候群の主な内服薬・抗コリン薬(チアトン ブスコパン)

抗コリン薬であるブスコパンやチアトンは主に腹痛を改善するために使われます。

副交感神経を強めるアセチルコリンの働きを弱めることで、腸が動きすぎるのを抑えられ、腹痛の改善効果が期待できます。

副作用として口の渇きや便秘の可能性があります。

ガス型で腹痛がある方にはよく処方される印象があります。

過敏性腸症候群の主な内服薬・消化管運動調整薬(セレキノン)

消化管運動調整薬であるセレキノンは、腸の働きすぎにはその働きを鎮め、働きが悪い腸はその動きを改善させる薬です。

どちらの働きもあるので運動調整薬とされています。

主に下痢型に処方され、混合型の症状にも使われます。

慢性胃炎にも使用され、吐き気やゲップにも効果があります。

過敏性腸症候群の主な内服薬・高分子重合体ポリカルボフィルカルシウム(コロネル)

ポリカルボフィルカルシウムを主成分とするコロネルは、下痢と便秘どちらにも効果を発揮する薬です。

下痢の場合は腸内の余分な水分を吸収することで症状を改善します。

便秘の場合は腸内で水分を吸収し膨らむことで腸を刺激し、排便を促すことで症状を改善します。

当院の患者さんでも高頻度で処方されている薬です。

過敏性腸症候群の主な内服薬・粘膜上皮機能変容薬(アミティーザ)

粘膜上皮機能変容薬のアミティーザは最近開発された新しいタイプの便秘薬です。

腸管上皮に薬が作用し、腸から水分が分泌されることで便を柔らかくし便秘を改善します。

これまでの便秘薬に比べ継続使用での副作用が少ないとされています。

新しい薬なので値段が他の便秘薬に比べ10倍程度高くなります。

過敏性腸症候群の主な内服薬・乳酸菌整腸薬(ビオフェルミン)

CMでもおなじみのビオフェルミンは乳酸菌整腸薬です。

善玉菌を増やし腸内環境を整え、腸の働きを改善させ腹部症状全般に効果があるとされています。

実は病院で処方されものと薬局で買えるビオフェルミンには違いがあります。

病院で処方される錠剤のビオフェルミンは、成分がビフィズス菌だけです。

比べて薬局で購入できる新ビオフェルミンS錠は、ビフィズス菌以外の菌も含まれています。

そのためそれぞれ効果効能が違うので、医師や薬剤師と相談して内服しましょう。

過敏性腸症候群の主な内服薬・下剤(酸化マグネシウム)

下剤の中でも酸化マグネシウムは最もよく使われる便秘薬です。

便の水分量を増やし膨張させることで腸を刺激してぜん動運動を促し、排便しやすくします。

比較的副作用が少なくクセになりづらい薬です。

安全性も高いことから、子供の便秘でもよく使われます。

過敏性腸症候群の主な内服薬・向精神薬(ソラナックス

向精神薬は中枢神経に作用して精神に影響を与える薬です。

ソラナックスは抗不安薬で一般的に精神安定剤と呼ばれます。

ベンゾジアゼピン系と言われ、大脳辺縁系に作用し記憶や感情に影響を与えます。

不安を減らし気持ちを落ち着けることができます。

副作用として強い眠気を感じることがあります。

過敏性腸症候群の主な内服薬・漢方薬(桂枝加芍薬湯)

桂枝加芍薬湯(けいしかしゃくやくとう)は過敏性腸症候群でよく用いられる漢方です。

下痢や便秘、腹痛、繰り返す便意などに効果があるとされ、下痢型・便秘型どちらにも用いられる印象です。

漢方は症状を抑えるというより体質改善を目的に使われます。

病院で処方される場合はツムラ、薬局ではクラシエから発売されていますが成分は全く同じものになります。

鍼灸治療ではストレス改善が可能なため短期間で自律神経を整え過敏性腸症候群ガス型を改善することができる

過敏性腸症候群の人は、ガス症状以外にも様々な症状を併発していることが少なくありません。

内服ではたくさんの症状に対して薬を処方するため時間がかかります。

鍼灸治療では、様々な症状の原因、大もとになっている体の緊張を探し出しアプローチすることができるので、短期間で症状を改善することが可能になります。

鍼灸治療以外の治療ではストレスを短期間で改善することは難しい

内服治療は辛い症状を抑えていく対症療法が基本です。

その即効性は高く、人によってはあっという間に症状が改善されます。

しかし、内服をやめれば症状は戻り、副作用で他の症状に苦しむケースも少なくありません。

内服治療でガス型を短期間に改善するのは難しいと言えるでしょう。

過敏性腸症候群ガス型の原因と鍼灸を使わず食事療法では完治が難しい理由

過敏性腸症候群ガス型が起こる理由として、腸内の過剰発酵によりガスが作られすぎたり、食べ物で一種のアレルギー反応がおこり、腸の働きが不規則になることが原因とされ、完治のために食事療法が用いられることがあります。

食事療法はこれらの原因になる食べ物を制限することで、症状を抑える方法です。

症状をおこりづらくすることはできても、腸の働きを直接改善する方法ではなく、またその制限の多さから続けることが難しい方法です。

そのため、食事療法で過敏性腸症候群を完治させるのは難しいのです。

過敏性腸症候群ガス型の原因であるストレスによる自律神経の乱れには鍼灸

過敏性腸症候群ガス型と食事の関係は深く、食事療法の研究は1950年台から様々な食材が、腸の働きにどのような影響をあたえるのか研究されてきました。

その中で、豆類や果糖、乳糖、食物繊維がガスやお腹のはりを悪化させることが報告されています。

そんな中、オーストラリアのモナッシュ大学から発表された食事法が「低FODMAP(フォドマップ)食」です。

お腹の調子を悪化させる一部の糖質を制限することで過敏性腸症候群の症状を改善させることが科学的に証明されています。

過敏性腸症候群ガス型の食事療法・低フォドマップ食と鍼灸

過敏性腸症候群ガス型に有効なFODMAP(フォドマップ)とは、制限する糖質の頭文字などを合わせた言葉です。

Fermentable(発酵性)

Oligosaccharides(オリゴ糖)

Disaccharides(二糖類)

Monosaccharides(単糖類)

And

Polyols(ポリオール)

これらの糖類は小腸で吸収されづらく、腸内の水分を増やし、腸内で過剰発酵を起こさせます。

過敏性腸症候群患者の70%が改善したという報告もあり、海外を中心に治療の重要度を増しています。

低フォドマップ食とは発酵性・オリゴ糖・二糖類・単糖類・ポリオールの摂取を控えた食事療法

低フォドマップ食は一部の糖類を控える食事療法です。

糖質制限は全ての糖質を制限しますが、低フォドマップ食は米、砂糖などは食べることができます。

進め方としては、高フォドマップ食を1ヶ月程度は完全除去し、腸の状態を改善させます。

その後、糖類1つずつを試していき、体にどのような変化が出るかを観察します。

このようにして、高フォドマップ食の中でも自分に合わない食材を見つけ出すことが重要です。

過敏性腸症候群ガス型に向いていない低フォドマップ食のオリゴ糖と鍼灸

オリゴ糖は一般的にお腹にいいものとされていますが、過敏性腸症候群ガス型の人には向いていません。

理由は消化吸収できない糖質であり、大腸で発酵を起こしてガスを発生させるからです。

オリゴ糖は納豆など日本人が多く食べる食材に含まれています。

特に気をつけるべき糖類です。

オリゴ糖を多く含む主な食品は大豆・小豆・パン・小麦・麺類・ごぼう・たまねぎなど

オリゴ糖が含まれる食材として、豆類・穀物・野菜・果物などがあります。

豆類として、大豆や納豆などの大豆製品。

穀物として、小麦を使うパンやうどん、ラーメン、パスタ、ケーキ。

野菜は玉ねぎやにんにく、ごぼう。

フルーツは桃、柿、すいか。

これらは避けるべき食材になります。

過敏性腸症候群ガス型に向いていない低フォドマップ食の二糖類と鍼灸

二糖類の中でも気をつけるべきなのは乳糖です、過敏性腸症候群ガス型の方は避けるべきです。

乳糖を分解するには酵素のラクターゼが必要ですが、これが足りないと小腸で十分に分解することができません。

すると、ガスや下痢、腹痛の原因となります。

お腹にいいと言わるヨーグルトも二糖類に含まれます。

二糖類を多く含む主な食品は乳製品・クリームチーズ・プリン・チーズ

二糖類を多く含む食品として、乳・乳製品全般が挙げられます。

具体的には、あらゆる動物の乳。

乳製品としては、ヨーグルト、アイスクリーム、プリン。

チーズも対象で、クリームチーズ、カッテージチーズ、ブルーチーズなどやわらかいものです。

硬いチェダーチーズなどは乳糖の量が少ないので問題ありません。

変わりどころでは、ホエイが含まれるプロテインにも注意が必要です。

過敏性腸症候群ガス型に向いていない低フォドマップ食の単糖類と鍼灸

二糖類を分解したものが単糖類で、これも過敏性腸症候群ガス型の方に向いていません。

単糖類の中でも避けたいのは果糖(フルクトース)です。

果物や野菜、甘味料などの一部に多く含まれています。

同じ単糖類であるブドウ糖(グルコース)は問題ありません。

単糖類を多く含む主な食品はドライフルーツ・果物・ジュースなど

果糖が多く含まれる果物は、リンゴ、さくらんぼ、梨、マンゴーがあります。

野菜ではアスパラガスが果糖を多く含みます。

甘味料として注意したいのが、高果糖液糖、果糖ぶどう糖液糖などが入ったジュースです。

多くのジュースに含まれており、アイスコーヒーなどに入れるシロップにも含まれています。

名前が似ていますが、「ぶどう糖果糖液糖」は問題ありません。

過敏性腸症候群ガス型に向いていない低フォドマップ食のポリオールと鍼灸

ポリオールは糖アルコールと呼ばれ、その種類としてソルビトール、キシリトール、マンニトールなど様々な種類がありますが、過敏性腸症候群ガス型の方は避けるべき食品です。

これらも小腸で吸収されないため、大腸での発酵の原因となりガスを増やし、下痢や腹痛にも繋がります。

きのこや果物の他、お菓子や添加物として様々な食材に使われています。

ポリオールを多く含む主な食品はきのこ類・ソルビトール・キシリトールなど

ポリオールを多く含むのはきのこ類で、特にシイタケ・エノキに多く含まれます。

果物では梨や桃、あんずなどにも含まれます。

お菓子ではガムやアメなど人工甘味料として多く使われています。

人工甘味料を使う商品には「食べすぎるとお腹がゆるくなる」と書いてあるのは、このような理由によるものです。

鍼灸を使わず食事療法で過敏性腸症候群ガス型を完治するのが難しい理由

低フォドマップ食などを始めとした食事療法は効果を期待できますが、過敏性腸症候群ガス型の完治を目指すのは難しい方法です。

完治のためには数年という期間、食事の制限が必要ですが続けられる人は多くありません。

一人でやるので正しいことがわからなくなったり、友人との外食では厳密に制限を行うことが難しいからです。

食事療法は、自分に合わない食材を探すための手段だと考えるのがいいでしょう。

胃腸の不調を引き起こす食品は人によって異なる

低フォドマップ食は幅広い種類の食べ物を制限する食事療法ですが、不調を引き起こす食材はその中の一部です。

全ての高フォドマップ食材を1ヶ月程度、全て除いて症状が改善されれば、その中に症状を引き起こす食品があります。

オリゴ糖、二糖類など糖の種類ごとに食べてみて、症状が悪化すればそれが避けるべき食品です

厳密な食事療法は難しい

学生であっても社会人であっても、食事療法を厳密に行うことは簡単でありません。

親が食事を作っている場合は、作る人に低フォドマップ食を理解してもらう必要があります。

しかし、多くの場合は徹底した食材の除去ができず失敗します。

社会人の場合は、飲み会・食事会の機会が多くあります。

外食ではどんな食材・調味料を使っているかわからず、厳密な食事療法はできません。

頻繁に誘いを断ると、同僚との関係が悪くなりそのストレスで症状が悪化することもあります。

食後の下痢や腹痛を抑えるために朝食を抜いたり絶食をすると症状が悪化する恐れがある

「食事をすると症状が悪化するなら、食べなければいい」と考え朝食を抜いたり絶食をするというケースがありますが、あまりおすすめしません。

食事を抜けば誰もお腹がすきます。お腹がすくとどうなるか。

1食に食べる量が増え、お腹がすいているのでどうしても早食いになります。

これらは胃腸に負担を掛けるため、症状が悪化する恐れもあります。

一部の病院では過敏性腸症候群に対して絶食療法を行っていますが、病院の管理で安全に行われています。

個人の判断で絶食を行うのはやめましょう。

過敏性腸症候群ガス型の鍼灸と胃腸症状の外因は腸内細菌と食物

過敏性腸症候群ガス型の症状は、腸内細菌や食べ物と密接な関係があります。

研究では、腸内細菌によってストレスに対する反応に影響がわかっています。

その腸内細菌の善玉菌や悪玉菌の割合に影響を及ぼしているのが食べ物です。

どのようなものを食べるかによって、ストレスが増え自律神経のバランスを崩してしまうことがあるのです。

過敏性腸症候群ガス型の人は腸内細菌のバランスが悪い

過敏性腸症候群の人はそうでない人に比べ、腸内細菌のバランスが崩れていることがわかっています。

具体的にはビフィズス菌が少なく、ラクトバチルス、ベイロネラの増加が報告されています。(※)

これらは腸内を必要以上に酸性に傾けたり、様々な症状の原因になります。

腸内細菌のバランスを整えることで、ガス型の症状を改善できる可能性があります。

参考:https://www.jstage.jst.go.jp/article/nisshoshi/112/11/112_1956/_pdf/-char/ja

発酵性の食品と腸内細菌が腸で異常発酵し胃腸障害が起こる

腸内でガスが増えすぎる一番の原因が、細菌による過剰な発酵が原因とされています。

特に高フォドマップ食のような、小腸で消化吸収されず大腸まで届く食べ物は腸内細菌によって消化され、その過程で大量のガスが発生します。

このガスはお腹の張りや腹痛、便秘など様々なお腹の症状の原因になります。

ガス型の人は、発酵性の食品を食べないことが症状改善の近道です。

胃腸に良いとされるチーズ・納豆・ヨーグルトなどの発酵食品が腸内環境を悪化させることもある

一般的に「お腹にいい」とされる納豆・チーズ・ヨーグルトなどの発酵食品も、過敏性腸症候群の人にとっては悪影響があることがわかってきました。

多くの研究では、健康な人や便秘気味の人を対象に行い、その結果「お腹にいい」とされてきました。

しかし、どんな人にでもそれが当てはまるわけではありません。

納豆の大豆に含まれるオリゴ糖、チーズやヨーグルトに含まれる乳糖はガスや腹痛の原因になってしまう可能性があるので気をつけましょう。

鍼灸治療ではストレス改善が可能なため短期間で自律神経を整え過敏性腸症候群ガス型を改善することができる

腸内細菌のバランスが崩れる原因として、慢性的な便秘や不規則な睡眠など生活リズムの悪化が挙げられ、過敏性腸症候群ガス型悪化に繋がります。

鍼灸治療は短期間で自律神経の働きを改善させることで便秘や不眠症などを改善することが可能です。

そうすることで、腸内細菌のバランスを整え、過敏性腸症候群のガス症状を出づらくすることができます。

実際に、鍼灸治療を受けることで今まで腹痛や下痢、ガスの原因になっていた食品を食べても症状が出ず、好きなものを食べられるようになっています。

鍼灸治療以外の治療ではストレスを短期間で改善することは難しい

食事療法は、一時的に症状を改善させながら自分に合わない食品を見つける方法です。

完治を目指すのであれば、厳しい食事制限を年単位で続ける必要があります。

これだけ長い期間の食事制限はストレスになるため、多くの人は続けられません。

また、一部の食品を長期間除去することは体に悪い影響が出る可能性も懸念されます。

短期間で症状を改善したい場合は、鍼灸治療をおすすめします。

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